熱中症予防になる食材を栄養素別にご紹介していきます。調理の際のポイントも合わせてご紹介していきます。レシピ選びの参考にしてみてくださいね。
ビタミンB1
- 豚肉
- うなぎ
- 大豆
- きのこ類
- 玄米
ビタミンB1は糖分をエネルギーに変えてくれます。いくら糖質を補給してもビタミンB1がなければ効果は半減。ビタミンB1がなければ糖質分解ができず、結果的にエネルギー不足となり、疲れやすくなります。
ビタミンB1を吸収しやすくするために、アリシンを含んだ食材と一緒に調理するといいですよ。アリシンが多い食材はこんなのがあります。
- にんにく
- ネギ
- 玉ねぎ
- ニラ
ビタミンA
- レバー
- うなぎ
- しらす干し
- ほうれん草
- 人参
ビタミンC
- 赤ピーマン
- ブロッコリー
- ゴーヤ
- じゃがいも
- ほうれん草
- トマト
- キウイフルーツ
- 柑橘類
ビタミンE
- 赤ピーマン
- ほうれん草
- アーモンド
ビタミンAは粘膜を正常に保ちます。ビタミンCは筋肉・血管・骨を強化し、活性酸素を抑えてくれます。ビタミンEは活性酸素を抑え、老化予防に役立ちます。
体の調子を正常に保つことで体力を保ち、熱中症予防に役立つというわけです。特にほうれん草はすごいですね。3種類のビタミンがともに多く含まれています。
ビタミンは溶け出ることもあるので、全部を食べ尽くせるスープや汁にするのがおすすめです。
タンパク質
- 肉類
- 魚類
- 乳製品
- 大豆製品
タンパク質は体を作っている主成分です。筋肉や内臓、骨や血液、さらには免疫物質を作っています。タンパク質がなければ、体が正常に保てないわけです。
タンパク質が不足すると筋肉が落ちますから、水分保持量が減ります。疲れやすくもなってしまいます。
クエン酸
- 酢
- レモン
- 柑橘類
- 梅干し
クエン酸は栄養素の吸収を助けてくれます。クエン酸があるからこそ食べたものをしっかり体に活かせるんですね。また、クエン酸の酸味は食欲増進効果もあります。
夏になると食欲が落ちて仕方ない、という人もいますよね。食欲がなければ栄養素が足りず、熱中症リスクが高まります。熱中症予防に効果的な食べ物をさらに補助してくれる大切な存在です。
カリウム
- 豆類
- イモ類
- 海藻類
- 果物
カリウムはナトリウム(塩分)に関係します。ナトリウムが体内で濃くなりすぎないように調整してくれる栄養素です。汗で流れ出てしまうと、体調不良を引き起こします。
カリウムは調理の際に流れ出ることも。煮物などではかなり損をする場合があります。そこでスープなど、まるごと食べられるものがおすすめです。
★次回は子どもとお年寄りにおすすめの食べ方やメニューをご紹介します。
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