FAQ よくある質問

保険診療である訪問診療は、対象者は疾病や傷病による通院困難な患者様と定められています。
通院が容易な方は対象となりません。
訪問歯科診療は、前提として自力での通院が困難であるという条件があります。その理由は、病気や障がい、外傷などさまざまです。例えば、何らかの理由で寝たきりとなっている方も、訪問歯科診療の対象となります。
年齢制限は設けられていません。そのため、身体が不自由な方や、怪我または精神病などで外出することができない方も受けることができます。

特別必要な準備はありません。治療に必要な機器は、すべて歯科医院側が用意します。健康保険や介護保険を使って治療を受ける場合は、これらの保険証が必要です。現在飲んでいる薬がある方は、お薬手帳も用意しましょう。

訪問歯科診療の治療期間や回数には個人差があります。1回の滞在時間は20分～40分が目安です。

訪問歯科診療では、虫歯や歯周病の治療と予防をはじめ、入れ歯の作製や修理・調整、お口のケアなど一般的に歯医者さんの院内で行われるのと同様の診療を行うことが可能です。口腔機能のリハビリのほか、食べ物や細菌・胃液などが気管に入ることがきっかけで発症する「誤嚥性肺炎」の予防も行っています。